ご指摘症状
お客様より、「WordPressのサイトヘルスにおいて『1件の致命的な問題』として『自動読み込みオプションはパフォーマンスに影響を与える可能性があります』という警告が表示されている」とのご相談をいただきました。
このエラーは、データベースの自動読み込みオプションが適切に設定されていない場合に表示され、パフォーマンスの低下を引き起こす可能性があります。
特に、サイトの表示速度が遅くなる、サーバーのリソースを無駄に消費するなどの影響が考えられました。
確認内容
まず、WordPressサイトのサーバー環境とデータベース設定を確認しました。以下の点を確認しました:
- サイトデータベース内の「wp_options」テーブルにおいて、自動読み込み(autoload)設定が「yes」になっているエントリが多数存在
- 不要なオプションデータが多く、サイトパフォーマンスに影響している可能性
- キャッシュが適切に機能しておらず、一部ページの読み込みが遅い
これらの要因を踏まえ、パフォーマンス向上を目指して最適化を行うことを決定しました。
処置内容
まず、データベース最適化を実施し、不要なオプションデータを整理しました。具体的な対応は以下の通りです:
- データベース「wp_options」テーブルで、自動読み込みが不要なオプションを確認し、autoloadを「no」に変更
- キャッシュプラグインを導入し、ブラウザキャッシュおよびサーバーキャッシュを有効化
- 画像圧縮プラグインを設定し、サイト全体の画像ファイルを軽量化
- FTPにてサーバー内の不要ファイルを確認・削除
- パフォーマンスを確認するため、サイトヘルスを再チェック
この作業により、サイト全体の読み込み速度が向上し、パフォーマンスの警告が解消されました。
結果・お客様の声
無事に「サイトヘルス」での自動読み込みオプションの警告を解消し、サイトパフォーマンスが向上しました。ページ読み込みが以前よりも早くなり、キャッシュによる表示の安定性も確保されました。
お客様からは「警告が出ていたので不安でしたが、迅速に対応していただき安心しました。表示速度も改善し、ユーザーにも快適になりました。」とのお言葉をいただきました。
今回のケースのように、WordPressのパフォーマンスに関する問題はデータベース設定が原因となることがあります。サイト速度やエラー表示にお悩みの場合は、ぜひ弊社サポートへご相談ください。
対応できる不具合の例
- データベース接続エラーになってしまった
- WordPressにログインが出来なくなってしまった
- WordPressがマルウェアに感染してしまった
- 何者かにサイトが乗っ取られてしまった
- WordPressが真っ白になってしまった
- プラグインを更新したらレイアウトが崩れてしまった
- WordPressの内容や表示が何者かに改ざんされてしまった
- 何もしていないのにサイトを開くとエラーが表示されている
- WordPressにアクセスすると知らないサイトに飛ばされる
- 他多数対応可能!